五平餅とは
「五平餅(ごへいもち)」は、岐阜県・愛知県・長野県などの山間部で古くから伝わるご飯を串に巻き付けて焼いた郷土料理です。
串にお米をつぶしたものを巻きつけ、形を整えてタレをつけて香ばしく焼き上げます。
五平餅は場所により、形・味は様々で、団子型やわらじ型、味噌味や醤油味などいろいろな五平餅があります。
当店 郡上(ぐじょう)の五平餅は、店主のふるさとである岐阜県郡上市と飛騨高山の味をベースに工夫を重ね、甘しょっぱくコクのある味つけです。
味の決め手のえごまの他、くるみ、ごまなど数種のナッツ類をふんだんに使った秘伝のたれで、栄養価がたっぷり詰まった奥深い味わいです。
奈井江町のゆめぴりか特別栽培米を使用し、じっくり香ばしく焼き上げました。
自信をもってお勧めする自慢の五平餅を、ぜひご賞味ください!
奈井江のお米 ~ゆめぴりか特別栽培米~
全国で高い評価を受けている美味しいブランド米「ゆめぴりか」を、特別栽培(慣行栽培に比べて農薬、化学肥料をそれぞれ半分にする栽培方法)で農家さんが丹精込めて栽培したお米です。
肥料を減らすことで食味を増すことができますが、一方で収量が落ち、また農薬を減らすと病害虫のリスクが増大します。
美味しいお米を作るために、日々研鑽されている農家の皆様、ありがとうございます!
五平餅の歴史
五平餅の発祥や名前の由来には諸説あります。
山仕事の安全を祈るためのお祭り「山の講」の前夜祭で、お祭りの際のお供え物や食事として木こりや狩人などが作っていたという説。
山仕事の人たちが、木の切れ端に飯を握り付けて焚き火で焼いたのが始まりという説もあります。
名前の由来
・神様に捧げる御幣(ごへい)が由来
・五平餅を最初に考えたのが五平さん
・「川中島の戦い」で美濃出身の五平さんが兵に振る舞った
五平餅は古く江戸時代には食べられており、今も愛され続けています。